Amazonほしいものリストを使ったニコ生放送と個人情報
ニコニコ生放送(ニコ生:http://live.nicovideo.jp/)という一般の人でも自由にネット番組を作成して放送することができるサイトがあります。
ゲーム番組、雑談番組など身近なコンテンツに関するものが多く、放送している人物も高校生、若者、おっさんなど普通の一般人です。
これらの放送の一部では、放送主のプロフィールにAmazonほしい物リストのURLが記載されているものがあります。
放送を気に入った視聴者がこのリストにある商品を放送主に貢ぐことができるというものです。
ニコ生では「アマゾンギフト」「アマギフ」などと呼ばれています。
どうしてアマゾンを使うかというと、ほしい物リストから商品を購入すると、配送先の住所を入力せずともリストの持ち主に配送されるため住所を知られる心配が無いからのようです。
しかし商品購入時に住所は表示されないものの、画面には発送先の「地域」と送り先の人物の「本名(受取人名)」が表示されます。
驚いたのは本名が表示されることを知らないままほしいものリストを公開し、視聴者から注意されて気づく放送主が多いのです。
SNSの普及した昨今では本名がわかればFacebookやTwitterのアカウントが判明することも多く、非常に危険です。
こういう放送は今も減っていないようで、Googleで「site:nicovideo.jp www.amazon.co.jp/registry/wishlist」と検索すると簡単に見つかります。
もしこのような放送を見つけたらコメントに本名を書き込んで放送主に注意してあげてください。
ほしい物リストから住んでいる地域と本名を見るには、リストにある商品をカートに入れてレジに進めばお届け先として表示されます。
商品を購入する必要はありません。