Ruby公式リファレンス検索をProxomitronでもっと表示をデフォルト

Ruby公式リファレンスの検索は検索条件の英数字が大文字小文字を区別しているようだ。Googleなど大文字小文字を区別しない検索エンジンに慣れていると、なかなか気づきにくい。
"string"で検索すると、検索結果に「StringIO/ (-) 」がひとつと「もっと表示」リンクが表示される。StringIO/ (-) リンクをクリックしてページを表示すると何も情報が載っていない。「もっと表示」リンクをクリックして、やっと目的のStringクラスの「String (1y(443d)) 」リンクが出てくる。
検索結果のリストのうち、カッコ内がマイナス(-)になっているものはいわゆるハズレであり、このページには何も情報は無い。カッコの中にランダム文字列が入っているページ(1y(443d)はアタリである。ハズレページは検索結果から除外すべきだろう。このせいで使いづらくて仕方ない。
公式サイトにこのような不備があることを放置しているにも関わらず、楽しくプログラミングできるなどと宣伝しているのにはいささか疑問を感じる。プログラミングの実装容易性と公式リファレンスの使いやすさは本質的には区別されるかもしれないが、コードを記述するという実作業においては、公式リファレンスからAPIを調べるということとコーディングを行うことは切っても切り離せない。この点はRubyで開発を始めてから気づく落とし穴のひとつである。
個人的には、公式リファレンスの検索結果は初めからすべて表示されていたほうがうれしい。検索した後に「もっと表示」リンクをクリックすることが多いからだ。Proxomitronでこの問題を解決する。

検索結果の全表示
・Webページフィルタに追加
フィルタ名 ruby like search
URLのマッチ www.ruby-lang.org/ja/man/*
範囲のマッチ <input type="hidden" name="cmd" value="view" /><input type="hidden" name="name" value="*" />
マッチさせる語句 \1search\2
置換するテキスト \1like\2